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【職場の悩み】「今どきの若い子」に疲れる原因と対処法をご紹介!

「今どきの若い子は何を考えているかわからない」「若い社員と話すだけで疲れる」と悩んでいませんか?

考え方の違いや年齢差から、コミュニケーションを取るとも一苦労ですよね。

そこで本記事では、年間30人以上の社員を教育している私が、「今どきの若い子」に疲れる原因と対処法をご紹介します。

本記事でわかること

・「今どきの若い子」に疲れる原因

・「今どきの若い子」の特徴

・「今どきの若い子」との疲れないコミュニケーション方法

若い社員との接し方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

若い子と接すると「疲れる」と感じる原因

ビジネスマナーを知らない

多くの「今どきの若い子」は、電話が鳴れば新人が出る、『お世話になっております』などのビジネスメールの定型文といった、社会人としてのビジネスマナーを知らなかったりします。

さらに、ビジネスマナーを教えても「それ意味あるんですか?」と言われてしまうことも…。

そのため、『なんでこんな当たり前がわからないんだ?』と疲れてしまうことが多いです。

『とりあえずやってみる』ができない

私たちが新人のころは、上司に『とりあえずやってみろ』と言われるがまま、やっては失敗を繰り返して仕事を覚えました。

しかし「今どきの若い子」に同じことをしてみると、どうしたらいいかわからずオロオロしたり、何もせずじっといている子が見受けられます。

自分たちがやってきた仕事の覚え方を教えても行動できず、『なんでただやるだけができないんだ』と疲れてしまうのです。

自分のことを話してくれない

私たちが新人の頃は、よく仕事終わりに上司や先輩と飲み会をして、お酒を通してお互いの好き嫌いや仕事に対する思いを伝え、コミュニケーションをとっていました。

しかし、今は『アルコールハラスメント(アルハラ)』という言葉もあるように、気軽に飲み会に誘えず、コミュニケーションを取るのが以前よりも難しくなりました。

「今どきの若い子」に話しかけようにも、話しかけられなかったり、話しかけても会話が続かず、うまくコミュニケーションをとれずにモヤモヤし疲れてしまっています。

やる気が感じられない

以前に比べて、「今どきの若い子」は自分から新しい仕事を覚えたり、大きな成果を上げようと行動することが少ないです。

そのため、やる気や仕事への意欲を感じられず、疲れてしまうのです。

「今どきの若い子」の特徴

ワークアンドバランスを重視

「今どきの若い子」は、仕事とプライベートは切り離して考える傾向があります。

時代の流れで、年功序列・終身雇用型から成果主義・能力主義の会社が増え、長時間仕事したり上司の機嫌をうかがっても仕事のメリットがなくなったからと言われています。

そのため終業後は、プライベートの時間を削って職場の先輩や上司と飲みに行くよりも、自分の趣味や友達との付き合いにあてたいと思う若い子が非常に多いです。

お金や昇給に興味がない

現在、よほどハイブランドや高級マンションなどを望まない限り、ある程度もモノが手に入り、ある程度のコトが成せます。

それほどまでに物資は豊かになり、何をするにもそれほど困らなくなったのです。

そのため、お金や昇給への魅力を感じず、金銭や権力のために仕事をする若い子は少なくなりました。

効率重視

「今どきの若い子」は生まれた時から生活の中に『インターネット』があり、わからないことがあればすぐ調べ、より効率良く物事を進めることができました。

そのため効率を重視する若い子が急増し、非効率と思えるビジネスマナーや社会人マナーに対して、必要性をあまり感じていません。

それよりも、効率的に仕事を終わらせてプライベートを充実させたいとさえ思っているかもしれません。

ストレス・プレッシャーに弱い

「今どきの若い子」は、ゆとり教育の世代であり個人を尊重する教育を受けてきたため、競争意識は低く、競争から受けるストレスやプレッシャーに弱い人が多いです。

またゆとり教育を受けた人たちからは、他人と競うよりも、協力し合って仲間と一緒に頑張っていきたいと思っている人が多くみられます。

そもそも「今どきの若い子」とのコミュニケーションって必要?

結論から言うと『必要』です。

ではなぜ必要なのか、その理由をご紹介します。

円滑な業務遂行のため

仕事を進める上で、他者とのコミュニケーションは必要不可欠です。

コミュニケーションを取らずして円滑な業務遂行は不可能と言えるでしょう。

つまり「今どきの若い子」とも、仕事に差し支えない程度にはコミュニケーションをとれないといけません。

人員確保のため

現在、少子高齢化が急激に進行し、人員不足が原因で倒産するケースもみられるほど、全国的に人員不足が問題となっています。

そんな中、「若い子と話していると疲れる」といってコミュニケーションを取らずにいると、若い社員はどんどん離れていき、人員不足が解消されません。

職場に人を定着させ、会社を存続させるためにも、「今どきの若い子」とのコミュニケーションは必要といえます。

今後は「今どきの若い子」しかいない

デジタル化、多様性、個人の尊重が重要視されている社会の流れのなかで、「今どきの若い子」が少なくなるということはほぼありません。

そして彼らがこれから社会の中心となっていく以上、「今どきの若い子」とのコミュニケーションはより必要になっていくのです。

「今どきの若い子」との疲れない接し方

指示の理由も説明する

「今どきの若い子」は効率重視のため、ただ『やれ』と指示されても、必要性がわからず行動するのにためらいを感じてしまいます。

そのため、指示だけでなく、なぜやる必要があるのか理由もあわせて説明することで、「今どきの若い子」は業務の必要性を感じながら行動してくれます。

理不尽な態度にならないようにする

「今どきの若い子」はストレス・プレッシャーに弱く、特に理不尽に対しては非常に敏感です。

『△△をしたら昨日は怒られたけど今日は怒られなかった』といったケースには特に理不尽さを感じてしまいます。

「今どきの若い子」に対して指示する側としては、どういった時に怒られるのか明確な基準をある程度しめすことで、コミュニケーションをとることできるのです。

「仲間」のような横つながりの関係をつくる

実力重視・能力主義のなかでは、上司の機嫌を取る必要性をあまり感じません。

一方で、「今どきの若い子」は同期や同じチームメンバーといった、横のつながりをとても大事にします。

同期と競争するのではなく、仲間と一緒に頑張って乗り越えたいという気持ちが強いからです。

上司や先輩の立場の人は、部下ではなく『一緒に頑張る仲間』としてコミュニケーションをとることで、「今どきの若い子」も心を開き、意思疎通しやすくなります。

まとめ

本記事では、「今どきの若い子」に疲れる原因とその対処法を紹介しました。

「今どきの若い子」が何を考えていて、どんなことを大事しているかわかれば、コミュニケーションを取りやすくなりますよ。

「今どきの若い子」に疲れる原因

・ビジネスマナーを知らない

・「とりあえずやってみる」ができない

・自分のことを話してくれない

・やる気が感じられない

「今どきの若い子」と疲れないコミュニケーション方法

・指示の理由も説明する

・理不尽な態度にならないようにする

・「仲間」のような横つながりの関係をつくる

私はこのコミュニケーション方法を新人教育配属1年目で実践したところ、最初はお互い探り探りでしたが、3か月後位には、かなり打ち解けることができました。

「今どきの若い子」とコミュニケーションに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

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